初めての森の幼稚園

ゆり組になって初めての森の幼稚園でした。

今回はゆり組さんだから、「ちょっと頑張ってみる」と提案してみました。「頑張る!」「うーん。頑張ってみるか!」後押しされた子もいましたが、みんなでちょっと急なさくら広場まで歩くことにしました。

 

くっつく葉っぱを見つけて、オリジナルなアート

 

すみれ時代から川好きなクラスですから、さくら広場に行く前に、ちょっとだけ川遊びをしました。ちょっとだけでしたが、すぐに長靴に水が入ってしまいました。ナイロン袋で応急処置をして、さくらの広場までの長い坂道を黙々と登り続けました。

 

さくら広場に到着すると、キーさんがハンモックをかけてくれたので、友達と四苦八苦しながら乗りあっていました。段々と乗り方も上手くなり、2人乗りができるようになりました。

 

たけのこを見つけて、棒切れを使ってたけのこの周りを掘りました。深くなかったので、子どもたちが力を合わせてタケノコを折ると、顔を出しているところで折れてしまいました。

 

女の子たちが木の枝を集めてバーベキューを始めていました。いろんなものを集めて見立て遊びをしていました。

 

憧れの『みどりバッチのゆり組』ですから、さくら広場まで弱音をはかすに急な坂を一気に上り、広場ではハンモック、バーベキューごっこ、崖のぼり、タケノコ掘りなど、したい遊びを見つけて遊んでいました。

憧れがやる気に繋がり、張り切っている子ども達の初めての森の幼稚園でした。

入園式の感動

春の穏やかな日差しが園庭いっぱいい広がり、満開の桜も入園式を見守っているように咲き誇っている中で,入園式が行われました。

 

幼稚園の環境構成もできました。



玄関の入園式の看板の前で記念撮影をする家族の長い列ができました。

 

先生に名札をつけてもらいました。

 

入園するお友達が幼稚園に少し慣れ、先生たちも子どもたちと仲良くなれるように慣らし保育をしてきましたから、入園式では不安がる子や、泣き出す子はいませんでした。

 

先生の毛虫のダンスの後、ゆり組さんがお迎えの歌を歌いました。

笑顔できれいな声で歌ってくれました。

 

先生が子供たち一人ひとりの名前を呼ぶと、お母さんと一緒にお返事をしてくれました。

 

 先生とおともだち

 先生とおともだち

 あくしゅをしよう

 ギュウ ギュウ ギュウ

 

子どもたちが神さまの愛の中で、自分らしさを発揮しながら楽しい幼稚園生活を送れるように、教職員30人が一丸となって子どもたちを育んでいきたいと思います。

引越しと思い出

ばら組さんがランチルームに集まってお茶を飲んでいました

 

Sちゃんがお引越しなので、お別れのお話が始まりました。

0歳から一緒育って来たSちゃんとお別れ、なんとなくわかるような、わかっていないような子どもたちです。でもSちゃんとタッチするのは楽しかったようです。


今年の春には沢山の引越しがあり、次々とお別れをして来ました。 子ども達との別れは本当に寂しく、ぽっかり穴が空いた気持ちになります。 私も転勤族を15年経験しできたので、お別れのたび自分の転勤の辛さとダブってしまいます。

引越しはさみしいものですが、決まってからは片付け作業にいっぱいで、感傷に浸っている間も無くバタバタと引っ越ししてしまいますが、新生活に落ち着きが出てくると、さまざまな思いが蘇り、自分ひとり感傷的になっていたことを思い出します。

 

新しい環境でも、ご家族の皆様に神様の祝福がありますようにと祈りながらお別れしました。またいつの日か、会う事ができますように。

入園式の前に

入園式の前に、ホールでプチリハーサルをしようと思いました。当日は先生たちが虫のダンスとクルクルトンネルをします。リハーサルをして子どもたちの反応を見ようと思いましたが、ゆり組さんも入園式で見る方が、盛り上がるのではないかと思い、急遽少しだけのお披露目にしました。

 

ゆり組さんは歓迎の歌を歌います。

だいぶ歌いこんだので、怒鳴り声で歌うようになり、優しく歌ように話すと、小声で聞こえなくなり、本番にはどうなるかと少々心配なのですが、子ども達を信じて任せたいと思います。

 

ゆり組の出入りを真似て、すみれ組さんも前で歌を歌ってくれました。少しずつ周りの評価が気になり、頑張ろうとするすみれさんの姿に、進級の喜びを感じます。



 

 

幼稚園のお庭の桜も明日の入園式を待っているように咲き誇っています。

もも組さんとさくら組さんが日向ぼっこをしています。

園長の十八番

すみれ組・ゆり組合同で卯辰山まで散策をしようと考えました。ゆり組さんはすみれ時代に夕日寺健民自然園をたくさん歩いているので、歩けると予想できますが、進級したばかりのすみれさんには負担が多くないように、バナナ号で卯辰山工芸工房に行って合流することにしました。

馬場校下で育った私には 卯辰山浅野川は知り尽くした場所ですから、思い出がいっぱいで秘密の道や場所がたくさんあります。

ゆり組と歩く道は私の十八番(おはこ)です。なぜなら、”やまんば”が住んでいる家があり、”やまんば”の手下の動物たちに会えるからです。ことしもゆり組を引率して出かけました。

”やまんば”の家は秘密なので映像に残せませんが、子どもたちの「ホントにいるの?

こわい!おもしろい!みたい!」一人一人の空想の世界がマックスに広がり、歩くのも、団結も、集中も予想以上に効果がありました。(だからこの私の十八番止められないんです)

やまんばからみんなで逃げることができて、展望の良いところで『おかあさん!』と叫び、無事を知らせました。(いつもお母さんのことを思っている子どもたちですよ。母冥利!)

 

崖を上り、石を飛び超こえ「すみれさ~ん」と呼ぶと巡り合うという、筋書きでしたが、タイミングがズレました。スマートに行かなかったけどすみれ組さんに出会えました。

 

目的地の卯辰山工芸工房で、すでに遊んでいるすみれ組さんと合流して、好きことをして遊びました。

 

岩登り

 

がけのぼり

 

崖滑り

 

まつぽっくり、つくし、ミミズ、落ち葉、どんぐり、子どもたちは気になるものをあちこちで見つけていました。

 

すみれ組さんを誘って、崖をすべり、崖を上りを繰り返しながら山を少しおりました。

 

給食の時間があるので途中ですみれ組さんはお迎えのバナナ号に乗り、ゆりは余裕で幼稚園まで歩きました。気温も上がってきたので、みんなの水筒のお茶は空っぽになっていました。

こんなことをするから洋服がどろんこになるんです。(お母さんがた洗濯の協力感謝です)

 

おまけ

ちなみに本日、”やまんば” 巡りをしながらゆり組と歩いたのは8663歩でした。

出かける前は消極的な気分になる園長ですが、不思議なことに子どもたちと出かけると、子どものパワーで元気がでるようです。

今度は 彦三緑地のつつじ、ばら園、筍ほり、こいのぼりの公園、菖蒲園、浅野川友禅流し‥‥。

いろいろ子どもたちと行きたいところ、やりたいことがいっぱいです。(足腰を鍛えよ~と!)

みんな揃って給食

ばら組全員揃って給食を食べました。新入の子どもたちにとってははじめての給食でした。

 

色々食器の扱いに四苦八苦しているばらぐみさん


お友達と一緒に食べる給食がおいしく食べられるように、先生たちは子どもたちの育ちを見ています。

最後の花見

桜が散る前に各クラスの子どもが全員集合しました。そこでお休みの子たちがいない集合写真をもう一回撮るために、お花見がてら馬場公園まで出かけました。今日は、ばら組さんの手を年長組さんがしっかり繋いで歩きました。

 

桜のお花の下で賛美歌を歌って、綺麗なお花をくださった神様にお祈りをしました。

 

公園は、馬場幼稚園のお友達だけでしたから、ブランコも、滑り台も長い行列でも、みんな待っていました。

 

みんなで集まって「幸せなら手をたたこう」アイスブレイクをしました。みんなの顔がニコニコになりました。

 

 

最後のお花見、桜の前で、すみれ組の記念写真を撮る事ができました。写真を見ると、なんとかみんなの顔を見る事が出来ました。

 

さすが、ゆり組はワンチャンスで決めました。

 

四苦八苦したのはばら組、地面をいらっている子、後ろを見たままの子、立ち歩く子、逃げ出す子 やっぱり名前の通り、バラバラでした。

(えっ!クラスの名前 "薔薇の花" の名前と思われてました?いえいえ、馬場幼稚園のばら組はバラバラのばら組なんです

「何とか撮れた!」

 

先生たちが飛び入りしたら、‥‥。

私の思う写真にはなりませんでした。

(腕がついていけない!)

 

おまけ

こっちの方が素敵!(こんな子どもの姿をカメラで撮り続けて行きたいと願っている園長です。)

 

帰り道も、ゆり組さんがばらさんの手を繋ぎ、小さい子の面倒を見ながら歩来ました。

 

新しい関係が、新しい出会いとなるように願っています。こらからもドンドン歩きたいと思います。