すみれ組の競技でね

すみれ組ではリオオリンピックで見た国旗から外国のことを話すことが多くなりました。
ゆり組さんが国旗を運ぶ競争していたのを真似て、
すみれ組も3つの国の国旗に王冠をのせて運ぶゲームを考えました。

国旗を三人で持って、王冠を落とさないようにバランスをとって走る競技ですが、
最初は三人の思いがバラバラで中々思うように走れませんでした。
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でも、運動会当日は三人が慎重に王冠を運ぶ姿が見られました。
運んだ王冠は各国の子どもをイメージした人形の上にかぶせて、
どのグループも3人で国旗を運んでゴールしていました。

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ところが競技の真っ最中に事件が起きたのです。
三人で国旗を運んで、一人の子が王冠をのせている間に、国旗を2人の子が運んで行ってしまったので、
残された子怒り出したのです。
そして、その怒りを八つ当たり、八つ当たりが連鎖・・・・・・。
泣いているうちに競争は終わりました。
最近モヤモヤしていた友だち関係が火種となって、3人が怒り,罵倒、泣き出しました。

運動会の競技の真っ最中の出来事でした。

先生たちも対応に大わらわでしたが、写真を撮っていた私に「先生お願いします!」と
マイクが差し出されました。
「ぎょ!」
カメラを二台かずいていた私は、マイクを渡され、しばらく状況を見て、
置いて行かれた子、とばっちりを受けた子、の思いを話、「それでは、王冠運び二回線をします」
アナウンスし、競技を再開しました。

年中組ですから人間関係でトラブルが起きるのは、珍しいことではありませんが、
運動会では緊張してしまいます。
臨機応変の対応を迫られます保育者、また子どもたちに鍛えられました。