冷や汗が出る毎日です。

5月の最終日に一大決心をし、時代の波に乗って、携帯をスマートフォンに替えました。
 
周りの人たちがスマートなしぐさでスマートフォンを扱っているのを見ると、
 
できるかどうかより、やりたい思いが勝って一気に購入してしまいました。
 
 
子どもがおもちゃを手にしたように、ウキウキして帰りましたが、
 今までの携帯のような、経験と勘では対応できませんでした。
 
スマホの進化で便利になり、私にも扱えると思っていましたが、
自分でタッチした自覚がないのに気のはる人に電話がかかってしまい
 
「まずい!」と焦るのに、切り方が分からず
 焦りまくりながら、あちこち押しても切れず、電源を切ってやっと一件落着でした。
 
しかし、再度挑戦すると、またまた自覚ないのに電話がかかってしまいました。
 「どうしょう!」と懲りない失敗を繰り返し、結局分からないだらけで、
気がついたら深夜になっていました。
 
ストレスで肩が凝り固まってしまい、崩れるように寝込んでしまいました。
 
 
翌日、スマホのストレスから解消され、仕事をしていましたが、
 午後から研修会があり、出先でストレス全開の事件が起こったのです。
 
 
研修会の真っ只中に得体のわからない賑やかな音楽がなりました。
私のスマホが着信の知らせをしたのです。
 
「まずい!まずい!」と焦りながら、マナーのボタンをさがすのですが、
 わかりません。
 
しかたなく、スマホを懐に隠し、退席しようとドアまではしるのですが、
 会場の視線を一身に受けたような緊張感でドアを閉めたときには、どっと汗が吹き出しました。
 
 
幼稚園のA先生からの緊急連絡でした。
 
 
すぐに、対応できたらよかったのですが、再度、連絡待ちということになりました。
 
電源を切ることはできないし、マナーモードが分からないまま
 研修どころではない緊張感でスマホを握りしめていました。
 
 
講師の問いかけに参加者が答えを見つけられず、みんなだんまり、暗い雰囲気になっていたときに
 また、あの得体のしれない賑やかな音楽がなったのです。
 
会場の雰囲気と正反対に慌てふためいている私は逃亡者のように退席し、
廊下に飛び出しました。
 
A先生の電話でした。
 
 緊急連絡をうけとり、対応して電源を切ったときに、二度目の冷や汗が吹き出しました。
 
 
万能のスマホを持ちながら、なんでこんなに醜態をさらけ出しているのかと
スナホが恨めしく見えてしまいました。
 
 
そして、便利なスマホも携帯のような経験と勘がないから手も足もでないことを再確認しました。
 
これからは従順な奴隷のようにスマホに仕えていこうと思います。
 
 
いつの日にか、「絶対にクリアするから」と自分に言い聞かせ、詫びながら恥をかいています。
 
 
 
 「恥をかいて脳を使うってことは 脳を活性化し、若返るかもしれないかも!!」
                                
ストレスは人間を悪くするものですね。