免許更新講座

 
前線の影響で雨雲が停滞している金沢は、雨が降り続いています。
夜中の雨音を聞きながら『大丈夫かしら』と不安な朝を迎えました。
 
26年度の免許更新講座が今日から始まるので、
受講生が時間通り集まることができるかしらと強い雨の音に心配していました。
 
東海北陸石川大会で相当エネルギーを使ったので、しばらく脱力状態でしたから
気持ちを切り替えて、免許更新講座の準備をするのに
相当な時間がかかってしまいました。
 
しかし、朝の心配は徒労に終わり、開始時間には77名の受講者と、
幼稚園協会の一般受講者を合わせて117名の参加がありました。
 
免許更新講座は文部省の委託事業ですから、遅刻は許されませんので
みんな時間内に集まるかと、責任者としてはハラハラでしたが、
さすがに、参加者の入れ込みが違い、時間通りに集まっていました。
 
イメージ 1
 
免許更新講座は今日から5日間で30時間の講座ですから、
体力的にも大変ですが、卒業以来試験というものから遠のいている参加者は
講座の後の試験にしっかり対応できるかと緊張していました。
 
しかし、講座の前に声を出さないじゃんけんをしたり、手や足を使わないじゃんけんなど
アイスブレークをしているうちに、少しずつ緊張が和らいでいました。
 
受講者のほとんどは現役保育者ですから、ディスカッションで話すのはお手の物ですが
試験には、相当のプレッシャーを感じているようです。
 
私も立会いをしながら、試験問題みてみましたが、発問の多さにびっくり!
すべての問題を考え、文章で答えることは大変だろうと思いました。
 
試験時間は1時間でしたが、その間シーンとした中で、鉛筆の音だけが静かに響いていました。
途中退席可能の時間になっても、誰一人退席する人はいませんでいた。
 
1時間の試験時間が終了したことをアナウンスしたとき
受講者はしばらくその場を立ち上がることがありませんでした。
 答案を裏返ししばらく放心状態のような感じでした。
学生時代と違い、現役の先生たちには60分の集中が限界のように見えました。
 
仕事をしていると、経験で学ぶこともたくさんありますが、
今回丁寧に幼稚園教育要領を丁寧に読む機会となりましたが
時には原点に返って、教育要領を読むことの大切さを、改めて感じました。
 
私も受講生に負けずに、後4日の更新講座のしっかり運営し
 講座でスキルアップして二学期に備えたいと思います。