ゆり組の子ども達の卒園アルバムに載せる「いい顔」を撮るため
私は1年がかりで、子どもの「いい顔探し」をしています。
カメラを向けるとピースで答える子、緊張してふざける子
カメラ目線の子、私の視線を外す子と反応は様々です。
なかなか自然な表情になりません。
それでも、子どもとの関係ができるとカメラを向けても
普段の笑顔を見せてくれる子もいますが、ほとんどは硬い表情です。
そのために、保育の中で楽しんで開放されている場面探しをしています。
緊張が解けない子には隠し撮りですが、必ず見つかってしまいます。
そこで、重宝するのが「望遠レンズ」です。
遠くから撮るので子どもに緊張感を与えませんから、
自然な表情を撮ることができ、お気に入りの写真を撮ることができます。
1日に、10本望遠で撮るとカメラの重みが肩に食い込み指が震えたりします。
写真が出来上がると、私は写真見ながら自分でイメージしていたのが、
どのようになっているのかと1枚1枚確認をしています。
「よい顔」探しをしてシャッターをきるようになり
良い写真が撮れるようになったように思います。
表情が、写真の命です。
まだまだ子ども探しが続きますが、子どもの「いい顔」探しは至福の時でもあります。