100年だから膨大な資料があると思っていましたが、ぼとんど幼稚園にはなく
風化してしまっています。
記憶されている人たちもほとんどおられないため、
歴史をどこから探っていいのか途方に暮れていました。
でも、いろんなところに出かけ資料を集めると、点でしか見えなかったものが
最近は線となって少しずつ見えてきました。
「ルーツを知りたい」
「時代背景を知りたい」
「その時代を生きた人の思いを知りたい」と
好奇心だけで始めたものが
「馬場幼稚園の歴史をまとめたい」
風化してしまわないように大事な書類を整理することを
私の最後の仕事にしょうと思うようになりました。
私が保育を志した40数年前は宣教師の先生から英語の絵本、楽譜をいただきました。
昔は教材がなく、外国のものを辞書を片手に解読しながら子供に読み聞かせていました。
100年を迎えるにあたり、時代を受け継いだ先生たちの働きをまとめたい!と
大きな夢を見ながら今日も資料を読んでいます。
今から100年前に若き宣教師が、異国で、女子の地位向上を願って働かれたことを
知るにつけ、召命感を持って働かれた先達たちの働きに感動を覚えます。