ばらさんの『おにわそと』

ばらさんの豆まきは手作りの新聞の玉を先生鬼に投げていました。

 

 

先生鬼が近づくと、投げるよりも逃げ出していました。

 

先生鬼が「仲良くしようね」と話しても、ばらさんは怖いもの見たさで見ているだけでした。

 

鬼より先生が好きだものね。

 

ぶどうの木は鬼ヶ島みたいになりました。