すみれ組親子の森のようちえん

梅雨の真っ只中にすみれ組親子森のようちえんを行いました。朝から太陽がギラギラ照りつける中、お家人が夕日寺自然園に集まりました。子ども達が揃うまで森のようちえんの体験でどんな学びがあるか、キーさんに教えてもらいました。

 

親子でアイスブレイクをすると、心と身体がほっこりしてきました。山、川コースに分かれる事になり、子ども達は自分の行きたいコースを選びました。

 

 

 

川を選んだ子どもを見ると、前に川の中を歩いて自信をつけた子どもが沢山いて再チャレンジしたい事がわかりました。長ぐつに水が入るので川に入るのを断念した子どももいました。

(どうするか子どもの様子を見てみようと思いました。)

 

 

川をの中を歩いて、全速力で坂を駆け下ります。

 

川の中をバランスを取りながら歩く子ども達の後ろを、親達も歩いていました。最初は危険がないかと子どもを守ろうと側についていましたが、子ども達がドンドン歩くので、少し離れて歩いていました。何回も繰り返す子ども達を、親達は川から上がって坂道の上から見ていました。

川の上で親達が子どもの様子を見ながら『家だったらいい加減に止めるよね。』と話していました(確かに子どもの繰り返しを見ている親には限界かもと思いました。でもそれを言わずに忍耐している親達にすごい!頑張ってると思いました。私はプロだから限界を乗り越えないとと、坂の上から見ていては面白さが分からないと思い、川の中で入って子どもの動きを邪魔しないようにして遊びを観察する事にしました。よく見ると子どもは川の歩き方を何回も試していました。水の流れを見たり、足をつける石を選んだり、直感的な判断をしながら川歩きをしています。それは何かを掴み取っているの目です。だから飽きないのだと思いました。)

 

 

川から上がって、長靴を逆さにすると中から水が

出てきました。

 

長ぐつを逆さにして出てきた水は、子ども達の勲章のようでした。

濡れた長靴を履いて、濡れた洋服のまま、山コースの子ども達の所まで歩きましたが、子ども達から『気持ち悪い、暑い、疲れた』という苦情は全くありませんでした。満足したからですね。