Kちゃん!嬉しかったね。

幼稚園のジャングルジムに板をかけ、高いすべり台が出来上っていました。
「うん?この高さと傾斜3歳児に大丈夫かな?」 過保護な私はいざっという時に備えて
ちょっと離れたところから見ていることにしました。

3歳児がジャングルジムに集まって、お話しするのでも無く、集まっているのが楽しそうでした。
しばらくすると、みんながジャングルジムから下りていきました。

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残ったKちゃんはジャングルジムから板に移りました。。(大丈夫かな~)
Kちゃんは足で落ちないようにしっかり支えてスゥーと滑っていきました。



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大急ぎで板を駆け上ると、今度は寝そべらず
手でしっかりバランスをとって滑り始めました。


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Kちゃんが板の上を歩き始めました
よいしょ、よいしよ、自分で一歩一歩足を前に出しながら板の上を歩き出しました。
自分の足で下り切ったKちゃんが満足気に肩で深呼吸をしました。
固唾を呑んでみていた私も思わず「できた!」と心で拍手をしてしまいました。
その瞬間Kちゃんと目が会いました。
私が「ピース」サインで応えると、Kちゃんはにこっとしながら、また、板を登り歩いて下りはじめました。
繰り返すこと13回、Kちゃんの顔はだんだん自信に満ちた顔になりました。


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私が危ないと!と手や口を出していたら、Kちゃんは自分で挑戦していなかったし、
怖さを克服できなかったように思いました。
ほかの子を見ていても、自分で挑戦し怖いと思うと安全な方法を考えたり、途中でリタイアしたり、
自分で考えて遊んでいることが分かりました。

私たちはついつい手出し、口出しをしてしまい、子どもが自分で選択しようとする力を
摘み取っているようにも感じ、見守ることの難しさを改めて感じました。

十分遊んだKちゃんは片付けも特別張り切っていました。