卒園式の後にサプライズで先生たちに子どもたちと保護者が歌を歌ってくれました。
今だから、「よかった！」と思え感謝でいっぱいですが、サプライズの話を
打診された時には、正直「えっ！なんで！」と頭をかかえてしまいました。
卒園式前に、子どもたちが『日曜日に城北児童館で歌の練習したんだよ」と
極秘情報を教えてくれました。
「その歌っていつ歌うの？」と聞いても豆情報員の内偵が甘く定かではありませんでした。
正式に聞いたのは卒園式前々日でした。
「気持ちはうれしいけど、卒園式は対外的なものだから、来賓抜きでサプライズをするわけにはいかない」
「全教員が集まってサプライズを見ているときに、車の移動、子どもの事故があったら大変」
「子どもの門出を祝う方々を玄関で長く待たせサプライズすることはできない」
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そう言ったものの『日曜日に練習までしたのに・・。」と、お世話役の方の労苦を思うと
なんとか解決案を提示しないとと思いもあり、あれこれ解決方法を考えました。
卒業式の感傷的な気分が途端に構えの姿勢になっていましたが、式に寸前に案をお伝えして、
了解いただいてのサプライズでしたから、式が終了してもドキドキした気分でした。
替え歌が始まって、招集はかけたけど全員歌に該当しているのかと
最後の最後までドキドキしてしました。
長い替え歌のなかで気分が和らぎ、保護者の皆様の心遣いを受け止める余裕も持てました。
「これがサプライズなんだ！」
幼稚園に１０４回生の卒業記念品としてリースを頂きました。
なんと、４０人の子どもたちの手作りのお花が集まっていました。
心配症の園長を変えるための労を惜しまない、温かな保護者に鍛えられ
サプライズに緊張していた私もじんわり、じんわりあったかくなりました。
この写真園長の前夜式に使えるねって言っているのはだれ？
