ばら組さんの頭足人

ばら組さんがお家の人の絵を描きました。好きな色のクレヨンで描いたところに、絵の具を入れました。描いているうちにお父さんがお母さんになったり、くまさんになったりしていました。

 

 

いろんな色をつかってのびのびと描かれました。

 

子どもの絵はとってもかわいく見飽きません。ただ、足りないものがたくさんあります。「鼻は?」「手がないよ?」とついつい言ってしまいたくなることがあります。実は子どもの絵には発達段階があります。ちょっと足りない不思議な絵は、今しか描けない貴重なものなのです。

ぐちゃぐちゃと殴り書きする時期から、少しずつ丸や線などが描けるようになり、描いたものに名前を付け始めます。顔から手や足が生えた絵(頭足人間)は大人が思っている顔ではなく、子どもにとっては体全部なのです。頭足人間を描くようになったのは人間に手や足があるということを理解し始めたということです。

 子どもが今描いている絵は、「今だけ」のものですから、大事に見守りたいと思います