記論的大雨で甚大な被害が出ている九州地方の被災地をの様子を目にすると、心が痛みます。
万一に備えて幼稚園でも避難訓練をしていますが、今回は大雨で幼稚園に水が流れてきたことを想定して、二階に避難する訓練をしました。
今までは幼稚園が平屋だったので、ひたすら逃げることを考えていましたが、新園舎は浅野川にも近く、二階建てなので、今から二階への非難も訓練しておこうと思いました。
初めての経験でみんな階段の上り下りも真剣そのものでした。
年長組の子どもたちが田植えをした田んぼに、虫送りに出かける予定でしたが、朝から大雨洪水警報が出ていたために、延期になりました。
警報が出ていたのに、雨が降らずお日様まで出てきて、行けなかったことが残念で仕方ありませんでしたが、園庭ではいろんな遊びが展開しました。
フィンガーペントで感触を楽しんでいます
手だけでなく足も
身体ごと
色水遊びに展開
砂場も雨水で水路に展開
ダイナミックに遊んで、そのあとはホースで水かけ、全身ずぶ濡れになりムシムシのお天気も快適に過ごせました。
夕方、洋服をたっぷり汚してしまった子どものお家にお詫びの電話をしましたが、どのおうちも「だいじょうぶです!」と答えてくれました。
お洗濯の協力を頂けるので、子どもたちは思いっきり遊ぶことができることを嬉しく思います。
3月に卒園して、コロナ感染防止のために、長い間学校に行けなかった子どもたちが、いまは元気に小学校に通っていることを嬉しく思います。
先日、小学校の先生と話す機会がありました。その時、いくつかのことを聞かれました。製作用ののりが幼稚園ではケースに入ったものを使っていますが、小学校ではチューブのりを使っているので分量が分からない。幼稚園では草履や裸足で過ごしていたので、小学校でズックをはかずに靴下で過ごしているなど環境の違いに戸惑っている子がいることを知りました。
新しい環境に少しずつ慣れて、生活に必要なルールを学んでいくことを、願わずにはおれません。
そんなことがあり、保育室を廻ってみると、七夕飾りを作るために、のりをつかっている子どもたちを見つけました。。
糊をつける指が定まらず、必要な量わからないために格闘しています。
手に糊がべとべとについてしまいました。
手についている糊に紙がくっついて、とってもとってもはがれません。
今子どもたちに伝えているのは、必要な量をとったり、いらない糊をケースでこすって取ることです
便利な時代なので、家庭ではステック糊や、セロテープを使っているので体験することが限られてきています。園では手間暇をかけて必要なことを丁寧に伝えていきたいと思っています。
仮園舎は自然が豊かで、うっとおしいお天気の梅雨も楽しむことができます。
連日の雨に天然シャワーと大喜びして遊んだり、砂場に溜まった水たまりの中でバシャバシャしながら梅雨を満喫している子どもたちです。
園内では夏の集いの遊びや、七夕飾り作りを楽しんでいます。
みんなで集まって七夕集会をしました。
先生たちが
グロッケン・フィンガーシンバル・ピアノで演奏してくれた「星に願いを」を聴きました。
七夕様のお話を聞いたり、みんなで歌ったり、夕方に天の川が見えたらいいなぁと子どもたちが空を見上げていました。
七夕飾りの前で
たんぽぽ組
ばら組
すみれ組
ゆり組
夏の集いの2部はたんぽぽ組・ゆり組の親子参加でした。
1部と2部の入れ替えのころから、薄日が出てきたので、集まりの会は外で行うことにいました。
1部の反省で、外のコーナーが混み合うので、混み合いを避けゼリー流し・スーパーボール、カメ釣りコーナーはたんぽぽ組さん、中の的当て、輪投げ、かざぐるまづくりなどのコーナーはゆり組さんが先に行うようにしました。
年齢制限をしたことで混雑なく、ゆっくり遊べました。
たんぽぽ組の子どもたちはゼリーを掴むために、トング・シャベル・お箸を使い比べていました。
子どもたちが作ったカメ釣り
お部屋の中にもカメ釣りがありました。
お家で作った七夕飾りを親子で飾って、写真を写す姿があちこちで見られ、和やかな雰囲気でした、
終わりの会のころには梅雨空も我慢ができなくなったのか、また降り始めましたが、楽しかった親子がこんなにたくさんいて、先生たちは大変だったけど中止にしなくてよかったと思いました。
コロナ対策で例年のように卒園生を招いたり、お化け屋敷や食べ物屋さんもありませんでしたが、在園児が考えた遊びコーナーに人気があり、みんな何回も楽しんでいるのを見ると、大人が準備するものばかりでなくていいと思いました。
保護者会のゼリー流しは1番人気でしたが、色んな年齢が楽しめるので、同窓会でもやることにしました。
気の早い園長ですから、来年新園舎でどんな形で「夏の集い」を行えるかと考えています。
「夏の集い」にはいかないけど、同窓会には行くからと、卒園生や保護者から連絡を頂き、来年のことより同窓会どうしようと、またまたコロナ対策を考えながら企画に頭を痛めています。
『頭のトレーニング老化防止にはいいですよ』とか『アドレナリンの分泌が高まりますよ』と、変な後押しですが元気づけられ頑張ろうと思います。
今年の夏の集いは保護者会とタイアップという形の企画でした。
「月夜のポンポコリン」を踊りました
ゆり組の子どもたちが作った的当て
年齢によって的に当てるものが選べます
輪投げ、
スーパーボールすくい
カメ釣り
流しそんめんならずゼリー流しでした。ゼリーをつかむ物もお箸だけではなくいろんなものがあり、子どもたちは道具を選んで掴み取りを楽しんでいました。保護者会役員のアイデア、子どもたちに大人気コーナーでした。
ゼリーのお土産を頂くことができました。
終わりの会
あいにくのお天気でしたが、仮園舎の中、しばし、梅雨もコロナも忘れて、大人も子どももみんな笑顔で遊びました。
今年はコロナ感染防止のために、在園児のみで「夏の集い」を行う計画でした。しかし、またまた雨の予報で、夕日寺県民自然園から仮園舎で、密にならないように、2学年ごと入れ替えて行うことにしました。
お部屋が遊びコーナーになるので、みんなで荷物を大移動しました。
仮園舎に来てから、何回も環境構成をやり直し、ロッカーや棚の移動をしているので、子どもたちも真剣に荷物運びのお仕事をしていました。
子供たちが楽しみにしている「夏の集い」雨がたくさん降らないようにと祈る思いです。