卒園生からの教訓

3月に卒園して、コロナ感染防止のために、長い間学校に行けなかった子どもたちが、いまは元気に小学校に通っていることを嬉しく思います。

先日、小学校の先生と話す機会がありました。その時、いくつかのことを聞かれました。製作用ののりが幼稚園ではケースに入ったものを使っていますが、小学校ではチューブのりを使っているので分量が分からない。幼稚園では草履や裸足で過ごしていたので、小学校でズックをはかずに靴下で過ごしているなど環境の違いに戸惑っている子がいることを知りました。

新しい環境に少しずつ慣れて、生活に必要なルールを学んでいくことを、願わずにはおれません。

 

そんなことがあり、保育室を廻ってみると、七夕飾りを作るために、のりをつかっている子どもたちを見つけました。。

 

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糊をつける指が定まらず、必要な量わからないために格闘しています。

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手に糊がべとべとについてしまいました。

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手についている糊に紙がくっついて、とってもとってもはがれません。

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今子どもたちに伝えているのは、必要な量をとったり、いらない糊をケースでこすって取ることです

便利な時代なので、家庭ではステック糊や、セロテープを使っているので体験することが限られてきています。園では手間暇をかけて必要なことを丁寧に伝えていきたいと思っています。