快晴の森の幼稚園で子どもたちは雪だるまとお弁当づくりで雪遊びを満喫し、
「雪だるまさん、食べてくれてるかな?」
「なくなってるかも!」と
ワクワクしながら森の幼稚園二日目を迎えました。
昨日は気温が高かったので、雪だるまとお弁当が融けて残がいになっているかも,
とりあえず、子どもたちより一足先に角間の里に出掛けました。
思ったとおり、雪だるまはすべて倒れ、形をとどめていないのもありました。
お弁当は雪が融け水びたしでした。
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融けてる様子を見て子どもと何を話そうか?
お弁当を片付けたらいいのか?
片付けるとしたら、どのように子どもたちに伝えるか?
などなど考えてしまいました。
この状態をどうしたらいいのかと考えているとき、
きーさんに「このまま子どもに任せたら」とアドバイスをいただき、
子どもに寄り添うって子どもの声を聴くこととに気づかされました。
バナナ号から降りた子どもたちは
「あれ、雪だるまがいない!」
「頭おっこちてる!」
「溶けちゃったのかな?」
「雪だるまさん寝ていて起きれなくなったんかも。」
「歩いてって戻れなんくなったんね?」
お弁当のなかみが溶けて少なくなっているのを見て、
「あっ!半分食べてる!お腹いっぱいになったんかも」
「やさいばっかり残っている。野菜嫌いなんや!」
「お水いっぱいにして、お茶漬けしたんだ」
「まだ、ご飯の汁残ってるね。」
「お寿司皮むいてたべたよ!」
大人の予想に反して、現実をありのままに受け止めながら、
空想の世界で遊んでいる子どもたちの姿に出会いました。
「子どもってすごい!」
「自然ってすごい!」
固くなった頭の大人ではこんなに自由な発想ができなくなってしまいましたが、
自然の中での子どもたちの純粋な姿に出会い、
感動することで私たちの心もほぐれていくように感じました。
大人の予想と反した子どもの反応に何をしたらいいのかとあせったりすることがありますが、
子どものありのままの姿を受け止めるためには
心を柔らかくしているようにと教えてもらった森の幼稚園でした。
森の幼稚園に参加したお母さんが次のような感想を寄せてくれました。
「雪だるまをつくっていいよ!といっていた私ですが”一緒に楽しむ事”ことが大事と改めて感じました。」
「子どもにただ教えるのではなく子どもがキャッチしやすいように伝えることが必要だなぁと思いました。」