年長組の子どもたちの中に雪だるまづくりをしたことがない子がいたので
慌てた園長は、急きょ年中組の子どもたちと夕日寺公園に出かけることにしました。
もちろん、雪だるまを作りたいと思いましたが、大人の思い込みで
子どもたちの思いをつぶさないように、とりあえず、
雪で遊ぶ子どもの姿を観察することにしました。
お天気良くも新雪でふわふわした雪に子どもたちは大喜びで
すぐに雪だまを作ったり、雪の上で寝たり、転がったり、
それぞれが、うれしい思いを表現していました。
思いっきり好きなことをして遊んだあとは、
一人ひとりが雪のたまをつくってどれくらい大きくなるか挑戦しました。
新雪は雪玉をドンドン大きくしてくれ
子どもたちは一生懸命雪だまをころがしました。
よいしょ、よいしょ、おもいね。
わぁ!ドンドンおおきくなるよ。
せんせいてつだって!
おともだちの雪玉と合体すると、大きな雪だるまが出来上がりました。
みんなの力で大きな雪だるまがいっぱい
頑張ったみんなが揃ってはい!ポーズ
ちょっと一休み、小さなかまくらは気持ちがいいね。
ゆっくり子どもたちと一緒にたまころがしをしていると、
大人も子どもも楽しい気持ちがおんなじになり
時間を忘れるくらい、雪だるまづくりに没頭することができました。
忙しい時代ですが、せめて子ども時代にはやりたいことに
没頭することができるようにしてあげたいと思います。
年は取ってもまだまだ子どもたちと思いっきり遊べる園長でありたいと願って、
雪道を登ったり、すべったりしていますが・・・・。
子どもが帰ったら、足に鉛、腰にも鉛がついたように重いこと。
「これが老いか!」と、あせる気分をふっとばすために腹筋、背筋トレイニングを開始しました。
『明日も頑張ろうっ』と気合が入ります。