熊野さんが大きなダンボールを切っていました。
早速ばら組さんが集まって来ました。
「何しているの?」
みんな興味津々でした。
夏休みの間に荷物の断捨離をしましたが、その時に見つけたのが20年前に使っていた、この馬小屋でした。
今は立派な別の馬小屋を使っているから、これはいらないのではないかと先生たちに言われて泣く泣く処分を考えました。でも、捨てる前に遊びが展開するかもしれないと子どもたちに提供することにしました。
熊野さんが切っているのは、その馬小屋でした。
ダンボールを切ると切り口から切り屑がたくさん出たので、ばら組の子どもたちが箒で集め始めると、次々と集める子どもが増えました。
ダンボールの屑集めがみんなの遊びになりました。
子どもは囲いが大好きで、早速切った囲いでお家遊びが始まりました。
玄関をつけて中に入りました。
段々子どもたちが増えるのでお家が大きくなりました。
楽しそうなばら組の歓声に、ゆり組がやってきてニコニコ顔で見ていました。
(ほんとはまぜてほしかったようですが・・・・。)
大人から見ると廃品でも、子どもから見ると面白い遊び道具になります。
幼稚園の中に廃材がたくさんありますが、子どもたちの目には宝物に見えるかもしれませんね。
これからどんな遊びが展開するのか楽しみです。