物思う秋

北陸工芸の祭典が北陸三県で開かれていました。忙しくって見に行けなかったのですが、最終日石川県で開催されている3つの会場に行きました。

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特別展Ⅰ 那谷寺

「工芸的な美しさの行方 工芸、現代アートアール・ブリュット

 特別展Ⅱ 

  13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿

   会場 香林坊   skIo

           会場    下本多町   Noetice 

素人の私には作品が「うまい」「下手」とかよりは、子どもの遊びのようなものがあるので楽しく見ることができました。

困ったことは特別展の場所がわからず行ったり来たり、久しぶりに香林坊の裏道を歩き回り、足はクタクタになりましたが、こんなことが無いとこの辺りを歩くことがないなぁと、気持ちを切り替えながら会場探しをしました。

 

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下本多町の会場は私の最初に勤めた2・3歳児のための幼稚園(北陸学院ナースリースクール)の裏のビルで、よく通った道に建っていて若い時代が蘇ったような思いでした。幼稚園は移転したため、今は金沢ふるさと偉人館となっています。そのため、中は大きく様変わりをしてしまいましたが、外壁や、メタセコイア、とちの木、イチョウなど、15年務めた幼稚園の木々は昔を思い出してくれ、私の宝ものです。

 

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那谷寺の工芸展は歴史的建造物で、歴史や風土を体感することができ、いろいろなものづくりが見事に調和していましたが、街中の古いものも時代の流れに調和し、脈々受け継がれていることを感じました。

私も古いものの代表として、変化する時代に調和できるように頑張ろう!と思いました。