すみれ組さんのブーム

砂場遊びの定番といえば、山づくりや泥団子づくり。それらで遊ぶ子どもたちをよく観察してみると、より高い山をつくろうと慎重に砂を積みあげる姿や、団子を握りつぶさないよう力加減する姿などが見られます。時には、失敗して山を崩してしまったり、団子を粉々にしてしまったりする姿も。こうした作業のなかで、子どもたちは集中力や忍耐力を高めているのです。

このように、砂場遊びには、子どもの成長・発達に関するたくさんのメリットがあるのです。砂遊びは、自由な発想で遊びを発展させやすく、成長や学びの要素が盛りだくさん。 どうしたら望む形が作れるかなどを自分で考え、試行錯誤や実験をしやすく、発見や気づきの機会が豊富です。 科学的思考力や想像力を育て、感性や運動能力も伸ばせます。 手や体の感覚を刺激し、身近なものを使った道具遊びも容易。

 

 

 

 

 

 

 

どろんこ大好き

さくら組さんともも組さんがどろんこ遊びをしていました。小さい時から泥の中で遊んだり、泥水の感触を楽しみながら、感覚遊びをしています。  砂場遊びで一番活発に動かすものは「手」です。乾いた砂のサラサラや、水に濡れた砂のドロドロなどの感触を楽しみながら、さまざまな動かし方をします。手のひらですくったり、指でなぞったり、強く握って固めたり、手の運動量が多いので自然と手先が鍛えられ、器用になっていくように思います。

 

水溜まりでバシャバシャ

 

どっしり座って砂を掴んで、落としての繰り返し

 

どろんこ気持ちいい

 

水溜まりを歩いて回りながら、泥の感覚を楽しんでいる

 

たけのこの皮をむいて、むいて泥を入れてご機嫌です。

 

1歳児後半や2歳児になると、砂の感触を楽しみながら自分で山を作ったり、穴を掘って遊べるようになる子どももいます。

バケツやシャベルを使って、山や川などスケールの大きなものを作ったり、砂山や川などを作ったら、壊す作業も楽しい遊びです。
砂だけだと崩れやすいので、水を加えて湿らせながら作ってみると崩れにくくなりそこから、子どもは砂から泥へと変化させたり、トンネルが崩れないように補強したり、川から水が溢れないように工夫するなど、自分で考えながら遊ぶようになります。子どもから意見を引き出しながら遊びを進めたいと思います。

石川サンバを踊りました

「石川さん」は2003年、開局35周年にあたって制作された石川テレビ放送のキャラクターで、石川県の「石」の文字をかたどった独特の髪形が特徴です。川の上流から流れてきた大きな石が割れて生まれたのが石川さんという誕生秘話があります。

 石川さんのテーマ曲として制作されたのが、全編石川弁の歌詞の「石川サンバ」です。

 「アスレバルいしかわ」でも2008年から踊られています。幼稚園で石川さんが来て一緒に踊るための準備をしています。

 

 

 

鯉のぼりも一緒の踊ってくれました。

砂場遊びで学ぶこと

砂場遊びはひとりでもできますが、お友だちと一緒に遊ぶこともできます。一緒に何かをつくったり、ごっこ遊びをしたり、役割分担や道具の貸し借りをして遊んでいますが、順番を守るといった場面で、コミュニケーションがうまくいかず、お友だちと揉めてしまうこともあります。遊びながら、子どもたちは少しずつ社会性を身につける場でもあります。

 

「立つ」「座る」という動作を繰り返す砂場遊びは「運ぶ」「積む」「持つ」「掘る」ことで体のバランス感覚も養えます。砂を詰めたバケツを運ぶ、そのバケツを逆さにして、そーっと中身を出す。山を崩さないようにトンネルを掘るなど、微妙な力の加減を覚えることができます。

 

遊具のなかでも、ブランコは「こぐ」、滑り台は「滑る」と使い方が決まっていますが、砂場の遊び方はさまざまです。「今日はどうやって遊ぼうかな」「砂でどんな形がつくれるかな」と、アイデア次第で無限に広がります。そのため、自然と子どもの創造力が高められていくのです。大人も驚くようなアイデアが生まれることも少なくありません。

 

タケノコ掘り

ゆり組さんが谷内さんの山でタケノコ掘りに挑戦しました。

 

子どもたちはタケノコがどこにあるか、枯れ葉をかき分け探しています。

 

タケノコ掘り専用の鍬(くわ)は 、長い柄と刃長になったもので、タケノコを傷めることなく、テコの原理で掘り起こすそうです 。地面からちょっとだけ頭を出しているタケノコをみつけるのはかなり至難のわざですが、子どもたちはあちこちで見つける事が出来ました。5センチぐらいの頭が出ているタケノコを探すと周辺にも続けてタケノコが生えている事が多く、根に沿いながら育つている事が分かります。(地下の茎で繋がっているので、その真上にタケノコが生えているというイメージです)

 

タケノコ掘りをする時、おじいちゃんが鍬で周りの土を広めに取り除いて、タケノコが取り出しやすくしていました。このタケノコ掘りをする作業はコツとかなり力がいるようでした。

子どもたちの手では掘れないので、最後のタケノコを押し倒すことを手伝って収穫しました。

 

タケノコの根元には『ぶつぶつ』があります。これは生長すると根になるものですが、たけのこが大きくなるにつれてぶつぶつは数が増えて大きくなり、色もついてくるようです。

タケノコが育っていない時はぶつぶつはほとんど目立たないそうですが、次第に出っ張ってきて、えんじ色になっていくそうです。つまり、このぶつぶつが大きくなり、数も多くなり、たけのこがだいぶ生長しているので、アクが強くて硬いようです。

このぶつぶつがえんじ色から、次第に黒っぽくなり、味も落ちるようで、鮮度を見極める事ができます。

 

子どもたちは収穫したタケノコを持って山をおりました。

体験を通し、自然の恵をたくさん感ずるここができるようにと願っています。

4月生まれの誕生会

幼稚園のこいのぼりが泳いでいます。今日は5月生まれの子供たちの誕生会でした。ホールにみんな集まって最初に礼拝を守りました。

 

 

誕生会のお楽しみは、お母さんたちが手伝ってくれました。最初に果物のクイズで この果物の名前を考えました。

はらぺこの青虫君が果物を食べに来ました。

 

お日さまがのぼって~
あたたかい日曜日の朝

ぽんとたまごから あおむし
生まれました


ちっぽけな あおむし
あおむしはお腹がぺこぺこ


あおむしは食べる物を

さがしはじめました


そして 月ようび 月ようび
りんごをひと~つ食べました
それでも やっぱり
お腹はぺこぺこ


火ようび 火ようび
なしを ふた~つ食べました
それでも やっぱり
お腹はぺこぺこ


水ようび 水ようび
すももを み~っつ食べました
それでも やっぱり
お腹はぺこぺこ


木ようび 木ようび
いちごを よ~っつ食べました
それでも まだまだ
お腹はぺこぺこ


金ようび 金ようび
オレンジをいつ~つ食べました

 

土曜日には、お母さんに名前を呼んでもらった4月生まれのお友だちがケーキを食べにやってきました。


ばら組の二人もお誕生日でした。

 

ローソクの火を、吹き消してハッピーバースデー。



 

土ようび あおむし
たべたものはなんでしょ。


次の日は、また~日ようび
あおむしは みどりのはっぱを
食べました
とてもおいしいはっぱでした
お腹のぐあいも す~っかり
よくなりました

 


もうあおむしは はらぺこじゃ
なくなりました

 

おまけ

ちっぽけだった あおむし

大きくふとっちょに~

まもなく あおむし
さなぎに なって
なんにちも 眠りました
それから さなぎの
皮をぬいで でてくるのです

 

「あっ! ちょうちょ!」
あおむしが きれいな
ちょうちょになりました

屋根より高い鯉のぼり

幼稚園のお庭に鯉のぼりがたちました。風をお腹に入れて元気よく泳いでいます。

いつも下から見上げていたので2階から泳ぐ姿をみていました。

下を見ると子どもたちが遊んでいました。

 

たんぽぽさんが板の坂を上って、下りてを楽しんでいました。

 

先生のそばに集まっていました。

 

 

鯉のぼりの起源は中国ですが、江戸時代、将軍に男の子が生まれると旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり)を立てて祝う風習が日本にあり、やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として幟を立てるようになったそうです。

その後、江戸庶民の間で鯉を幟にするアイデア がうまれ、武家の幟に対して、町人の間で鯉のぼりが上げられるようになったようです。

 

家族を表している鯉は、色によって役割が決まっていて、黒鯉がお父さん、赤鯉がお母さん、青鯉がこどもと基本の鯉のぼりは3匹・3色でした。新たに男の子の赤ちゃんが誕生した場合などは、更に下の鯉を付け足す場合もあるようです。

 

男の子の成長を祝って飾られる鯉のぼりには、『健やかな成長と立身出世を願う意味』が込められ、大空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように、大きく元気に育ってほしいという願いが込められているようです。

また、鯉は沼や池といった清流以外の場所でも生きられる丈夫な魚で、難関を鯉のように突破してほしい・逆境でも頑張り抜ける強い人に成長してほしい、という願いも込められているようです。