残念な敬老の日

敬老の日の今日は、老人たちが脚光をあび、元気な老人たちに私もパワーをいただきました。
 
元気で現役の100歳代のお年寄りの生活がクローズアップされましたが、
『元気、元気』老いを感じません。
 
『100歳、元気、あたりまえ!』吉川敏一著 朝日新聞出版より2011.3.30発行
人間の体はきちんと養生さえすればらくらく100歳まで生きられるようにできている。
病気にもボケや痴呆にもならず、いまの70歳の体のまま100歳を迎える秘訣とはなにか?
シニア時代の幸せは「老化」を止めることから始まる。
「メタボ」を治す、「老化リスク」を抑える。「血管」を守る、食べもので、若返る。

日本には100歳代のお年寄りが1万人以上おられるそうですが、
元気な100歳の方は、今も、自分の歯でよく食べ、運動し、趣味に熱中し、
友達とよく笑い、人生を謳歌しておられました。
70歳代の弟子に今もお習字を教えていましたが,100歳からみると、70歳はひよこだそうです。
 
 
『現役100歳は違う!』
すごいエネルギーを感じ、弱音を吐いている場合じゃないと叱咤激励されたような気持ちになり,
 
家事のピッチをあげ、汗ダクダクで家中を片づけ、
『お風呂!』に直行しました。
 
気分も爽快になり、スッピンでしたがエムザの地下で買い忘れの品を買うことにしました。
 
 
デパ地下が閉店前だから知り合いに合うことはないと思っていましたら、
 
 『先生おかわりありませんか」と声お掛けられました。
 
「うーん?見たことがあるお母さん!」 25年ぶりだから名前が出ない・・・・・。
 
それでも、失礼がないような挨拶して考え込みながら、通路を曲がると
 
「るみこせんせ、お久しぶり」と、40年前の教え子に声をかけられました。
 
お話をしようと思ったら、その後ろから別の人が
 
「こんどうるみこさん、おぼえてますか?45ねんぶりかも・・・・・」
 
とまたまた声をかけられました。
 
 
「えっ!そんなに いっぺんに記憶がもどらないよ~。」
 
 
若い時代は一度見た顔は絶対に忘れないという特技の持ち主だったのに、
いまは、顔を覚えていても、名前が出てこない。
まして相手の方といつの時代に出会ったのか、ちんぷんかんぷん
 
 
元気な100歳に叱咤激励されたので、頑張らなくっちゃと思い、
すっぴんでデパ地下にいってしまい、我ながら愚かな行動をしたと気が付いた時は 
手遅れで、冷や汗をかいてしまいました。
 
せっかく爽快な気分になっていたのに・・・・・・。
 
 
あわてていたため、肝心の買い物を忘れていたことに気がついたのは帰宅してからでした。
 
『残念でした!』