ホールを通りがかると、年長組の子どもたちが大人対子どものドッチをしようと、誘ってくれました。
大人はY先生一人。そういえば、M先生は冬の集いの打ち合わせだし、
「困った、体動くかな、ぶざまな格好は見せれん」と一瞬にいろんなことが頭をよぎりました。
「ねぇ。はよ~はよ~」と子どもにせかされるまま仲間入りしました。
30対2という圧倒する雰囲気にすでに気弱になっていましたから、子どもが私めがけて玉をなげてくるので難なく当たってしまいました。
Y先生と連携しても、ありの大群を相手にしているようでボールを当てても当てても子どもたちは復活しました。
そして、2回戦とも大人チームが負けました。
大人げない私はなんとしても勝ちたいと本気で悔しがり、
「このままで終わりたくない、もう1回やる~」とM先生に話し合いを中断し参加してもらいました。
子どもたちの玉は目線と違う方向からきたり、低い位置なので
私はすぐに取り落としていましたが、子どもの人数が多いので当てやすく、
大人の3人チームでは勝つことができました。
「勝った、勝った」と喜んだら、「2対1だから子どものほうがかっとる」とまたまたぶつかってきて、
大人げなく(自覚あり)さらに挑戦して、次は負けてしまいました。
久しぶりに本気で子どもと勝負しましたが、子ども達の友達と連携、強い投げ、すばやい逃げとチームのなかでそれぞれが役割を果たしている姿に成長を感じました。
私の体も少しずつ身軽になっていく感じで、気持ちよく、大仕事をした満足感が残りました。
しかし、
翌日から筋肉痛が体のあちこちに出始め、日ごとに強化してきました。
これが「老化!」と頭にちらりとよぎりましたが、弱音を吐くわけにはいかないとムチ打って体を動かしています。
今は子どもたちに「再度勝負!」と声をかけられないようにと願うばかりです。