てんやわにんやの始園日

 
 3学期が始まりました。
 
クリスマス、お正月と家族と過ごした冬休みを終えて、子どもたちが登園してきました。
 
始園日は雪が降り積もり、朝から先生たちが総出で雪よけをしましたが
 
子どもたちが登園するころも降り続き、車はそろそろの安全運転でしたから、玄関は大混乱でした。
 
 
でも、車から下りてたくさんのお道具を玄関まで頑張って運んでいる子どもたちの
 
その姿に一回り大きく逞しくなったように感じました。
 
幼稚園の中の朝は道具片づけでの荷物が散乱し大混乱でしたが
 
久しぶりに出会ったお友達と雪遊びを始めるころには、みんなリラックスしていました。
 
 
私も子どもたちと雪合戦をしたいと思っていましたら東京からお客様が来園されました。
 
玉川大学の教授石橋哲成先生でした。ぶらりと金沢に来られたとのことです。
 
 
外の楽しそうに遊ぶ子供たちの姿を見ながら、園長は大先生のお相手に大変緊張してしまいましたが
 
子供達は普段どおりで、「おじちゃんだれ?」「なにしにきたの?」「おじちゃんなんさい?」と
 
先生の膝に乗ったり、つぎつぎと質問をくりかえし、緊張の上に冷や汗がでました。
 
 
始園式に石橋先生も参加されると聞き、先生たちはガチガチに緊張してしましました。
 
 
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石橋先生の参観の中で始園式 
 
 
 
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子どもたち先生をが気にしているので
 
お話をお願いしました。 
 
 
 
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 子どもたちにメッセージを残され先生はお帰りになられました。
 
 
 
 
 
 
始園日にいろんなことがあるものだと思いましたが、
 
午後は久しぶりの幼稚園生活を友達とのんびり遊んでいました。
 
ところが!
 
年少組の本棚の前で4,5人の子どもたちが大量の絵本を出し、足の踏み場もない状況でした。
 
「絵本の貸し出し?」
 
始園日に本の貸し出しとは大変だな~と思いながら子どもたちの様子をみると
 
何だか様子が違っていました。
 
よく見ると子どもたちは絵本を探すのではなく、図書カードを本のなかから集めているのです。
 
「わ~ぉ、」 本が散乱し手に手に大量のカードを持つていました。
 
なんとその数50冊余りでした。
 
困った!どうしょう。とりあえず年少組みの子供たちカードの大切さを伝え
 
廊下にいる年長さんにSOSをだしてカードのない絵本探しをしてもらいました。
 
  
 
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    カードのない本を みんなで並べてみました 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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  カードを入れるために本を探すのは 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
             カルタ取りのような絵本とりになりました
 
 
 
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というよううなてんやわんやの3学期がはじまりました。
 
またどんなドラマが始まるでしょうか?
 
一人一人が自分を発揮し、自信となる仲間作りができるようと思います。