預かりの子ども達が帰った後、お庭にはいろんなものが遊びに来ていました。
プール遊びが終わったあと、園庭には水たまりができ
水たまりの上をトンボが飛んでいました。
すな場の近くでは雀が砂を舞いあげ砂浴びをしていました。
ジャングルジムの近くの壁にヤモリがくっついていました。
ジリジリ照りつける太陽の中でひときわ大きな蝉の合唱が聞こえます。
「み~ん み~ん」の声の聞こえるところに、そっと近づいてみると、いました!!
十月桜に蝉が1匹とまっていました。
「み~ん み~ん」
しだれ桜にも1匹いました。
園庭の入り口にどーんと立っているソメイヨシノは、幼稚園の中で一番の老木の桜です。
年はとっても、今も幼稚園のシンボルとして頑張っている桜です。
老木の桜はちょどよい木陰をつくっていましたが、その中からも「み~ん み~ん」
木陰の中に入ると、ひんやりした感じでした。
「木陰はなによりだわ。」と見上げるとここにも蝉がいました。
「子ども達に見せてあげたいな~」と思いながら
木陰のなかでしばらく蝉の鳴き声を聞いていました。