１０００年の歴史を刻んだ那谷寺は
観光客も少なく静まり返って、歴史の息吹きが聞こえて来るようでした。
那谷寺の紅葉はもう少し後のようでした。
静かな境内をゆっくり散歩しているうちに、ゆったりした気分になりました。
何回か足を運んでいるのに、来るたびに那谷寺が違って見えます。
樹齢何年か分かりませんが、根元に穴があいていたり、
苔が生えていたり、老木も多いのですが、
広大な敷地の中で、時代を生き抜いている木々のたくましさに感動しました。
今まで重要文化財にあまり関心がなく通り過ぎていましたが
今回は護摩堂のドアの見事な彫刻をゆっくり見ることができました。
残念なことに重要文化財に落書きがありました。
以前、世界遺産に落書きをして大きな話題になりましたが
文化を次の世代に残すために身近なところから責任を持っていくことを感じました。
「紅葉を見にもう１度来よう」と心に誓い帰ってきました。
