習っとけば良かった!

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「習っとけば良かった!」

先日 年長組参加の幼児体育祭『アスレバル』がありました。
石川県の私立幼稚園の年長組が参加しての体育祭には
保護者の方々もポンポンをもって、スタンドから応援してくれました。

当日ぶっつけ本番ですから、先生達は子ども達をまとめるために
気温の暑さより、緊張でカッカッと燃えていました。

各園ではそれぞれ、子ども達の雄姿を残したいと自前のカメラマンや
本職のカメラマンを導入していました。

もちろん、馬場幼稚園は自前です。


子どもたちの好きな『石川サンバ』を踊っているのを私がカメラで撮っているときに
すれ違ったプロカメラマンのカメラに「おや?」と目が留まりました。

そこでもう一度じっーつとみてみると
「あっ!望遠も もう一個のカメラのレンズも同じ!」
カメラマンは私のカメラと同じものを2台首からかけていました。

「性能の良いレンズ使っている。さすがにプロだからあったりまえか!」
そういう私も同じものを使っています。
(亡くなった父が残したカメラ。まだ使ってよいと許可はもらっていませんが・・・・・)
「父はプロだったもん。同じのがあたりまえか!」と心の中で自問自答してしまいました。

そのとき、そばにいた子どもが、
『あの人、瑠美子先生のカメラ持っていた!』といいました。

「すごい!」子どもはよく見ていると感動してしまいました。

「カメラはプロ、腕はう~ん!?」

父のカメラを手にすると、いつもそばに父の目があるように感じ緊張の連続です。
生前父は私の写した写真を1枚1枚手にとりながら、このアングルはいいよ!
この構図がもう少し右かな~と評価してくれました。
「これだけ撮れるようになったんだね。子どもの表情撮るのはプロ並だよ~」
と嬉しそうに話してくれた父を思い出します。

昨日撮ったプレーデーの写真ができあがりました。

1枚1枚を見ると父の評価が聞こえてくるようです。
「あ~ぁ!もう少し習っておけば良かった!」
カメラで腱鞘炎の指の痛さより、胸がキュンと痛みました。