勤労感謝の日だから


日ごろ孫の相手がなかなかできないので、今日は頑張って付き合おうと思いましたが、
彼との時間が合わず、遊びに出かけたのが3時半でした。

目的地は奥卯辰山公園ですが、車を走らせると、山から下りてくる対向車線の車の多いこと、
私のように今から行こうとする人はいないようで、私の後ろを走る車はありませんでした。

誰もいなくなったらどうしょうか?と少々不安でしたが、駐車場にはまだ車がたくさん停まっていました。
芝生には人かげはありませんでしたが、遠くのアスレチックには親子づれが
何組もいて、まだまだにぎわっていたので一安心。

坂道を孫はてくてく上がったり下りたり、アスレチックにつくと、滑り台も登ったり下りたり、
ケガをさせては大変と、私h孫についてまわり、私も登ったり下りたり、くぐったり、滑ったり、
たった一人のお相手なのにぐったりしてしましまいましたが、孫は無限の繰り返しを楽しんでいました。

「もう帰らろうか!」とうながしても「ま~だ!」の返事、なかなか私の思いに答してくれませんでした。

紅葉、落ち葉、夕日、飛行機雲、素晴らしい情景ですが、
私の体力も限界近くなってきたので、彼の大好きな新幹線の話題で誘導して
帰ることを納得させ、駐車場に気分よく到着することができました。

ところが!
車のキーをどこかに落としてきたのです。
「・・・・・・。」

また来た道を、2歳の孫の手を引いてもどらなければ・・・・・・。
アスレチックに到着するまでに日が落ちたらどうしょう・・・・・。
探してキーがなかったらどうしょう・・・・・。

不安と緊張で汗がじわっと出てきました。
「かぎないの?」「おとしたの?」「ざんねん!」孫の言葉がグサッとささります。

思えば、私の子育て時代に同じような体験をしたことを思い出しました。
福岡に住んでいたころ休日には、子どもたちを連れて油山に出かけていたのですが、
その日も山に到着し、車から降りた時にインロックをしてしました。

スペアキーをとりに車で上った道を5歳、3歳、0歳の娘を連れて降りて、家でスペアキーを取って
再び山に登ってピンチを乗り越えた思い出がよみがえってきました

「それに比べたらまだましだ~!子どもは一人だから。」と心を奮い立たせ
孫には「ごめんね。鍵落としたから頑張って歩いてね。」と声をかけながら早足で歩きました。
孫の様子より鍵のことで頭がいっぱいでした。

手を引いて早足てアスレチックまで戻ると、お茶を飲んだ場に鍵が落ちていました。
「よかった!」救われた思いでした。

火事場の底力!坂を登り、下りの往復よく歩いたと驚きです。
それよりよく歩いた孫に助けられました。。
でも、落ち着くと足腰ががくがくでした。
お風呂に入って、あちこち筋肉痛の体に湿布を貼って早寝をしようと思います。
私の体に勤労感謝する日となりました。。