今年馬場幼稚園は105歳という大きな節目の年を迎えました。
お祝いをかねた運動会をしたいと先生たちと考えました。
誕生日というとケーキをイメージしてしまいますが、100年の年にやったので
違ったことができないかと、ぎりぎりまで悩んで本番を迎えました。
朝、お父さんたちに手伝っていただいて立てたのが大きなくす玉でした。
最初は手軽に購入しようと思いましたが、小さな玉でも相当高額でした。
お祝いだから、必要な出資なのか、しかし、次に使うとしたら5年後。
いろいろ悩んで「子どもたちと作ろう!」と先生たちに提案しました。
子どもにとっても、「自分たちも作ったくす玉に愛着が出ること間違いなし」と
苦肉の策でしたが、できあがって見るとなかなか味わいのあるものになっていました。
この重い玉をどのように立てるか次の課題でした。
そこで大人が脇を固めて安定させて、紐を引いてくす玉を開く仕掛けを考えました。
ただし、リハーサルなしでぶっつけ本番でした。
みんなに「パンパカ パーン」って開くことを伝えると
みんなもポンポンともって、頭の上にあげ、同じ動作でお祝いすることになりました。
本番はごらんのとおり!
かっこよく開きました。
開会式後、みんながこのトンネルをとおって退場しましたが、
子どもたちはレッドカーペットを歩いているように
左右にアピールをしながら、ゆっくり歩いていました。
ちょっとお祝い気分になったのは園長だけではなかったと思います。