この道は卯辰山に登るときに私がよく歩く道です。
なだらかな坂道です、、両サイドはお墓です。
多分、地元の人しか通らない道だと思います。
なぜなら、私が小さいときにこの道を通って小学校に通った 思い出の道です。
自然豊かなところで遊んですごしたので、ここに来ると
タイムスリップしたように、思い出がよみがえってきます。
今歩くとこの坂は短い坂ですが、子どものころには
お墓の怖さもあり、風がサワサワ揺れると人影に見え、
気合を入れて、一目散にかけ登っていました
坂の上はもっと急になっているので、『命坂』と言っていました。
雪が積もると除雪しないので、用事で出かけるときは踏み固めて、下まで竹スキーで駆け下りていました。
『命坂』からすべるととスピードが出て、スリル満点でした。
大人たちが帰る前にこの道ツルツルにしたり、落とし穴を掘ったり、
楽しいことがいっぱいあった思い出の場所に、
今は『やまんばのかくれが』と称して子どもたちを案内しています。
やまんばのベット
やまんばのお仕事場
子どもたちは怖いもの見たさで『やまんばの家』を見て回っています。
将来「な~んだ、こんなことに怖がっていたのか?』と気づくことがあると思いますが
幼い日に空想の世界でワクワクする体験を持った子どもたちが
成長して、幼い自分に出会えたらいいなぁと思い、
いろんな冒険をしかけています。