金木犀の香りが漂う園庭で、年長組の子どもたちが竹馬の練習を始めました。
まだまだ、歩くことができませんが、壁にくっついた足を一歩前に出しはじめました。
プレーディでお父さんやお母さんに作ってもらって、最初は乗ろうとしましたが
ひっくり返り、思うように乗れない竹馬を、テラスに掛けたままで誰も乗りませんでした。
秋になり、運動会で自信をつけた子どもたちは、自分から竹馬に挑戦し始めました。
何回も、何回も歩くために、挑戦している子どもたちは
以前のようにできないと弱音を吐いたり、あきらめたりすることがありません。
自分に挑戦している姿を、大事に見守って、声援を送ってあげたいと思いながら
秋の日差しのなかで、真っ黒になりながら、子どもの一歩を待ち望んでいる園長です。