とうとう完結

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あらすじ 

セブルス・スネイプが放った死の呪文によってホグワーツ校長・アルバス・ダンブルドアは命を落とし、

それから1年後、ダンブルドアがハリーに遺した仕事「ヴォルデモートを滅ぼす唯一の方法である分霊箱の破壊」を遂行するため学校には行かず、親友のロン、ハーマイオニーと共に旅に出た。

しかし、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。苛立ったハリーは謎の遺言や、中途半端なヒントしか残してくれなかったダンブルドアに対して疑念と不信感を強めていった。

ハリー達が旅をしている間にもヴォルデモート達によって魔法省は乗っ取られ、魔法大臣のスクリムジョールが殺害される。それによって、ホグワーツもまたスネイプが校長になるなどの数々の異変が起きていた。

ハリーは、次々に起こる仲間の死に耐えながらも、ダンブルドアの驚くべき真実や、母・リリーとスネイプの間にあった知られざる哀しき過去、それによるスネイプの悲壮な覚悟と決意、死の秘宝の秘密、そして分霊箱のありかなど、今までの6年間で明かされなかった全ての真実を解き明かしながら、避けることのできないヴォルデモートとの最終決戦に備えた。

 
 
 
 
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上巻はすごくだれた感じでしたけど、下巻になってから一気に面白くなりました  
 
 
 
 
 久しぶりに集まると ハリーポッターシリーズの話をしていた娘たちに
『お母さんも読んだら仲間に入れてあげる!』と言われ続けていました。
 
「でも子どもの冒険物語はね~。」と頭ごなしに受け入れずに来ましたが
ここまで話題になっているのに知らないのは時代遅れかと
昨年、思い切って読み始めました。
 
面白い面白い!!
 
寝ながら読めば、腕が痛くなるし、出張には重すぎるし、困難も多かったのですが
いつ読み終わるかわからないハリー・ポッターの世界にはまってしまいました。
 
 読むのに時間がかかるために、3か月で制覇できませんでした。
 
やり残したことを解決しようと新年早々チャレンジしました。
 
感想 !まだまだまとめることができませんが、大人が十分満足読み応えするものでした。
 
今、心に残っているのはスネイプです。 
 
ハリー・ポッターシリーズで、何故かずっと気になっていたのがスネイプでした。
ハリーにずっと毛嫌いされ、それでもハリーのために動いいていたスネイブは
やっぱりハリーの味方だったようです。
スネイプの守護霊が雌鹿だとわかったところでは鳥肌がたちました。 !

 
初恋のリリーのことを、ジェームズと結婚した後でもずっと愛しているところ、一途過ぎるように感じました。
スネイプも悪いところいっぱいありましたが、なんだかジェームズもどんどん悪い人に見えてきました。
 
リリーのことは愛していたけどジェームズのことはかなり嫌っていたのも、
ジェームズのスネイプに対する対応を考えると分からないでもないと思いました。
 
そしてジェームスに姿が似ているハリーを憎んだんだと思いました。
 
だけど、それでもリリーに対する思いから、ここぞというところでハリーを助け
 最後の死に際の「本当の僕を見て」ってセリフにはかんどうしました
 
考えてみれば、死ぬ最後のときまでずっと勘違いされ続けてきたスネイプ。
誰からも白い目で見られるという苦しみの中にずっと身を置く
スネイブの生き方に血が騒ぎ引きつけられます。
 
ハリーの中では スネイプの本当の姿を見て、偉大な魔法使いの一人になっているから
良かったというべきなのかもしれません。
 
ローリングさんが言い続けてきた、リリーの緑の眼の重要性は、これだったのですね。
スネイブがジェームズそっくりなハリーを、命を懸けてまで守り続けてきたのは、
この”リリーの緑の眼”があったからこそなのでしょうか
 
ハリーの緑の眼の奥に、リリーを感じながら、スネイプは逝ったのでしょうか。

誰一人味方のいない過酷な任務から解放され、一生を捧げた女性のもとに往けるのだから、
 
スネイプにとっては幸せなことなのかもしれないと思う私の感想は独りよがりかもしれないと思います。


うーん!まだまだ消化していないハリーポッターです。
感動が続きそうです。