年長組の子どもは、自分を型取った人形作りをしています。
まず色選び
洋服の模様に貼り込み開始
洋服の模様が少しずつ出来ています
もう少しで完成
出来上がり
S君は足の模様にこだわって、一日目は細かい色づかいで貼り込みに集中、翌日は朝、昼、ファミリーの時間に黙々と挑戦して完成させました。
途中で他の友達と交代する時間がありましたが、「先生まだしてもいい?」
「いいんだけど、順番で待っている子もいるから先にご飯食べて来たらどうかなぁ」と提案すると嬉しそうに頷いて、給食を食べにいきました。
食事は驚くほど早く食べ終えて、また人形作りをしていました。
洋服の模様の形や色にこだわり、長い時間集中して作業していたS君は、出来上がった人形を見て、にゃっと笑顔を見せ、満足げでした。
S君は、やりたい気持ちをそのまま受け入れられ満足する完成となったことが、大きな自信になっていることを感じました。
幼稚園時代に、一人一人がやりたいことをやり、そして、自信をつけることができたかと、巣立つ子どもを見ながら考える時でした。