今年度最後の思い出に、富山のファミリーパークにでかけました。
時々、雪が舞う寒い日となりましたが、子どもたちは元気に園内を駆け回りました。
自然をそのまま残す環境は動物たちと共存しているような感覚になりました。
何より私には絵本の世界が再現されたオオカミとの出会いに感動しました。
「くんくんなんかいいにおいがするぞ!」
「おう、みつけた。このドアをあけろ」
「ぜったいにあけないよ~」
「なに!この家をひとっぷきするぞ」
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そのあとは子どもたちは逃げ出してだれもいなくなりました。
「ちょっとやりすぎたかな~。」
怖いもの見たさの子どもたちも、身近にオオカミが来ると一目散に退散していまうほど
絵本では感じることができない、迫力のあるものでした。
子どもたちと劇ごっこをしたいと思ったのに気がつくと誰もいなくなり、
オオカミも優しい目に変わっていました。
さみしそうなオオカミの顔つきを見ていると、人工の自然の中ではオオカミも
ストレスが多いだろうと思い、立ち去ろうとすると、じっと見ている姿に後ろ髪引かれる思いでした。