昨晩はなかなか眠れませんでした。
もちろん北京オリンピックの感動もありましたが、愛猫バシューの調子が悪く気になっていたのです。
久しぶりに夜中に何度も起きて様子を見ていました。
バシューは朝から動かず寝てばかり、昨日二度吐いてから食欲も全く有りません。
そのうえ、食べないからなのかオシッコもウンチもしません。
「異物を食べたかも!」
「先日脱走したから感染症に~!」
「腸閉塞かも。」
「2日間オシッコ出ないと死ぬかも」
素人でも愛猫のためにいろんな診断ができそうです。
「待て待て、落ち着いて、このままでは馬鹿丸出しだわ」
と自分に言い聞かせました。
落ち着くためにコーヒータイム、新聞を広げると
お気に入りの三谷幸喜さんの記事が目に留まりました。
「哀しいオッシー」三谷さんが愛猫の死を書き綴っていました。
「死!」
「とにかくバシューを病院に連れて行くこう」
病院で症状を伝えると、さすがに看護士さんは迅速に注射や機材を持って来られました。
「やっぱり重病だ!」
しかし、獣医さんは「そんなのいらないよ」
「なんで~!」
それから私の質問が始まりました。
「吐くにもいろんな事情があるけど、この子、どこが悪いかわからないなあ。」
「寝てばっかりで全く食欲もないし、ウンチもオシッコも全くしないのです」
「猫は二週間食べなくても大丈夫だよ」
「寝てばっかりは猫の習性だよ。」
「オシッコ出なくてもたまってないから大丈夫。」
「こんなに暑いから猫だって疲れているよ。」
先生にそう言われてみるとバシューが家よりも元気な表情に見えました。
「おかしいな~。仮病ってこと?」
とりあえず今日は診察のみで様子を見ることになりました。
用心のため今日は絶食になりました。
「バシュー!今日は泣いてもご飯はダメだからね。
先生の言いつけだからね~!」
「猫の心が知りた~い。」
そんなの気持ちでバシューをみています。