「ももふくが帰っていった。」
1週間前、生後3ヶ月のももふく(子猫)が遊びにきた。
ももふくは負けん気が強い!好奇心旺盛、自意識過剰・・・・。
(男の子の性か・・・。)
保育者としてはベテランの域に達していると思っていた私(過信だった!!)ですら
ももふくにはタジタジ。手も足も出ない。
もちろん、我が愛しのバシューも同じ思いである。
バシューはももふくに戦いをいどまれても応え、トイレもオモチャもももふくに譲ってあげていた。
バシューが本棚の一番高いところにのぼると、ももふくものぼりたがるが、
なにせまだ子猫。なかなか上手くのぼれない。
そんなももふくをバシューは心配そうに上から眺めていた。
そのうち、バシューはしっぽでのぼる方向を教えてあげたのでした。
ももふくはバシューのしっぽに導かれ、とうとう本棚のてっぺんに到達してしまった。
「ドアを開けろ」と鳴くももふくのために、バシューはめいいっぱい背伸びして
ドアノブにつかまりドアを開ける練習をして、ついに見事!ドアを開けてももふくに応えた。
それどころか、バシューの餌をほしがるももふくのために
バシューは自分のダイエット食をゆずり、ももふくの高カロリー食を食べ続けていた。
そんなももふくに振り回され疲れ切った私とバシューはヘトヘト。
台風一過
バシューの生活も平安になったと思いきや、
『ニャーニャー』とやんちゃなももふくを探し回るバシュー。
「バシュー一週間おつかれだったね~」とバシューを久々にだっこ。
『ギャー! バシュー重すぎ!!!』
一週間の高カロリー食とストレスで巨体化!
これは人間と同じだ。
私も子どもの残り物をもったいないと食べ続け、
気がついたときは体重オーバーした子育ての日々と重なった。
「バシューよ! 今日からダイエットだよ?。」