やったー!執念がかなった運動会

馬場幼稚園の運動会が終わり、肩の荷がドーンと下りるかと思っていたのに、
終わったとたんに、今までの緊張がよみがえってきました。

運動会前日は秋晴れ、翌日の運動会は雨時々曇りの予報です
降雨量は50%の天気予報ということは
50%だから、降る、だから降らない・・・・・・。
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天気予報はその後も変わることがなかったので、夕方から雨の運動会準備をしました。
急きょ、体育館の下調べをして、室内のプログラムを打ち合わせをして、
子どもたちが生かされるように祈る思いで帰宅しました。

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今年はリオオリンピックの年でしたから、子どもたちも馬場オリンピックをイメージして
種目を考えてきたので、園長の気持ちとしては、もう少し、もう少しだけ
会場の決定を延ばしたいと思いました。

保護者には翌日の7時決定と一斉メールをしましたが、私は翌朝7時まで何回も
アメダスの雲の動きを見ていました。

予想では9時に雨雲が金沢に無くなると、確信しながらも、不安との戦いでした。

翌朝、本来なら6時ごろに卯辰山に下見に行くのですが、今回は7時までじっと我慢して
7時15分に運動場に行きました。

案の定、小雨がふり、地面はあちこち水たまりができ、グランドコンディションは最悪でした。
その上の寒さですから、これで卯辰山で決行するというのは無謀な判断といえるかも
と、心が揺れ動いていました。

その時、浅野町小学校の下見に行った先生から写メが送られてきました。
校庭は水溜まりがいっぱいでした。

そこで「卯辰山で30分開始を遅らせて、運動会をします。 信ずるものは幸いなり」
と先生たちにメールをしました。


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私の賭けにあきれながらも付き合ってくださる、先生や保護者に支えられ
最高のお天気の中で運動会をすることができました。

でも、「子どもたちと自然を感じながら体を動かしたい」という祈りがかないました。
ある保護者に「先生の執念が、いや先生呪いかも・・・・・・。」
「でも、これが馬場幼稚園だよね」と言われ、一緒にこの二転三転を受け入れ、
付き合ってくれるご父兄がたくさんおられることを嬉しく思いました。

最悪のグランドを集まった人たちで整備し、
みんなで助け合い、楽しんだ運動会でした。