幼稚園の桜の木の葉っぱがあっという間に落ちてしまいました。
雨が降る日が続いてなかなか、外で遊ぶことができなかった子ども達が
雨の合間に外に飛び出してきました。
砂場の上も、小さなお池にも葉っぱでいっぱいです
一雨ごとに冬の支度をしている自然の移り変わりを子ども達も楽しんでいるようです。
少し古い話になりますが、竹馬の練習が始まった頃の出来事です。
始めはみんな張り切って竹馬に挑戦しましたが、乗ってみると思うように
竹馬に立つことも、一歩足を出すこともできませんでした。
それでも何回も何回も挑戦してみましたが、
さすがに、できない!ことに嫌気がさして、竹馬を片付けはじめました。
翌日からは数人だけが竹馬の練習をしていました。
他の子ども達はアスレチックの上でかたまってお話をしているか、
砂場にかたまって、砂堀をしていますが、目線は竹馬の練習をしている子ども達をおっていました。
自信をなくしている子ども達に、ちょっと仕掛けをすることにしました。
ツリーハウスの横に太鼓橋を置いて、「窓から入れないかな~。」というと
「 やってみる!やってみる!」
砂場にいた子ども達がやってきました。
太鼓橋に挑戦する前に、木登りをする子もいました。
太鼓橋からツリーハウスに行くには
太い棒の上をゆっくり歩いて
フリーハウスの窓に手をかけて
力いっぱいでもぐりこむと
やれた!
竹馬にはなかなか挑戦できず、めげていた子ども達が
自分でツリーハウスのぼりに挑戦しやれたことが大きな自信になり、
しばらくすると、
もう一度竹馬に挑戦し始めました。
できないことで子どもながらに葛藤しながらも
再度挑戦するために自分と向き合っている姿に
頑張れ頑張れと後ろからそーっと応援していこうと思います。