お泊まり保育での願いは、自然の中で、自分と友達に出会って欲しいと思いました。
午前中にエベレストに登頂されたお話を聞き、自然の中で厳しさや神秘的な世界に気付くことができるように、しかけることにしました。
夏のお泊まりで引率してくれた、武田先生が今回も来てくれて、しかけに賛成してくれました。
しかけは家から持って来たそりを、敢えて忘れることにしました。
バスの中で『そりを忘れた!』とつたえましたが、誰一人『えっ!』と驚く子はいませんでした。
そりナシで山を登ったり、転げ落ちたり、滑ったり、大人はかんじきを付けないと歩けないのに子どもたちは忍者のように、スイスイ歩いていました。
自分の身体を思いっきり使って遊ぶ子どもたちは、生き生きとした表情になりました。
そりナシのしかけ大成功、当たり前のように雪山にそりと思っている子どもたちに、自然はもっと素晴らしいものを与えてくれました。
自然以上のしかけはないと感じ、夕暮れまで、山で遊び続けてました。