幼稚園では子どもたちが協同して遊びことができるように、
いろいろな仕掛けをしています。
この夏休みに以前から考えていたものを業者に作成してもらいました。
一見何をするものか分からない、長い板と脚立です。
木の板
脚立
ジャングルジムにかけてみました
ジャングルジムにのせると
ビールケースと組み合わせると
高い桜の木のせみを簡単に採ることができました。
板と脚立を子どもたちがいろんな遊びに展開してくれることを願っていますが、
子どもたちには板は重いので、自分の考えを実現するには、お友達に声をかけ
自分の考えを受け入れてもらわないと、手伝ってもらえないので
いろんな場面で思いがいえない、聞けないことがあり葛藤が起きています。
板は長いものと短いものがあり、ジャングルジムにかけると長さで勾配が違ってきて
子どもたちにはスリル満点の滑り台になり、脚立の上におくとシーソーになり
ジャングルジムの上に置くと、ツリーハウスもどきになります。
現在は網を持って蝉取り、桜の木登りと、高い世界が身近な世界になり
年長組の子どもたちはワクワクした表情で遊んでいます。
この板と固定遊具の遊び方を見直したことで、子どもの人間関係がこれからもっと深まりを
見せてくれるだろうと、仕掛け人としてはにんまりしています。