水と出会う園庭 〜120年の恵み〜

創立120年記念事業として始めた園庭整備が、ついに完成しました。井戸を掘り、ガチャポンプを設置し、川を流し、石だたみもできました。新しい遊び場に、子どもたちは自然と集まってきます。

「気をつけてね」と約束を先に伝えるよりも、まずは「こんなに楽しいところなんだよ」と一緒に遊ぶことから始めました。ガチャポンプを動かしてみると、水が出るたびに歓声が上がり、気がつけば子どもたちは順番に並んでいました。ブランコのように交代できるので、不思議と取り合いにはなりません。

 

石だたみは、最初は恐る恐る。けれど一歩踏み出すと、その感触が面白くて、何度も何度も挑戦する姿が見られました。

石だたみの池に水がたまると、「冷たい!」「お風呂みたい!」と大喜び。出たり入ったりしながら、水の気持ちよさを全身で感じていました。さすがにまだ座り込む子はいませんが、これからどんな遊びが生まれていくのか楽しみです。

その一方で、楽しい場面の裏には、安全へのまなざしも欠かせません。事故につながらないよう、教師たちの見守りや動きをどう整えていくか。初日は園長も、ずっとお日さまの下で様子を見ていました。その結果――首が日焼けでヒリヒリです。けれどこの恵みの水のそばで、子どもたちと共に過ごす時間は、何にも代えがたい祝福です。真夏になったら園長も、神さまからいただいたこの水の中に、一緒に入っているかもしれません。