秋晴れの中で収穫感謝祭が行われました。
ばら組さんが2階から準備を見ていました。
お庭に餅つきコーナー、脱穀コーナー、焼き芋コーナー、干し柿コーナーが準備されました。
焼き芋
田植えからお米を育てた年長の子どもたち。虫送り、稲刈り、天日干し、収穫から脱穀、籾すりと、一つ一つ自分たちで手作業で行って収穫した餅米でお餅付きをしました。
今年も谷内さんに手伝ってもらいました。
小さいクラスのお友達が「よいしょ、よいしょ」の掛け声で年長さんの餅つきを応援しました。
杵が重くお餅が杵にくっついて、なかなか持ち上りませんでした。
キッチンの先生に家から持ち寄ったお野菜でめった汁を作ってもらいました。ばら組さんが野菜の皮剥きを手伝い「おいしいめった汁つくってね」「おねがいします」とお願いしました。
普段は野菜が苦手な子も、「たべてる、、!」と、自分から食べてみようとする嬉しい姿もありました。“ありがとう”の気持ちを持って食べられました。
このような経験から、食べ物がいつもあることが当たり前ではなく、一生懸命育ててくれる人がいるということや料理をしてくれる人がいるということを感じてほしいと願っています。自分たちが一生懸命作ったおもちや干し柿、焼き芋は格別で、「おいしい!」と喜びの声と笑顔が溢れました。
また、年少さんや年中さんにも干し柿をおすそ分けしてあげる優しい年長の姿が見られました。
「干し柿たべる」「ありがとう」と神さまがくださった恵みに感謝する”“育ててくれた人、作ってくれた人に感謝する”“食べ物が食べられることに感謝する”当たり前のように感じてしまうことですが、改めて考え感謝する良い時間となりました。このような経験を通して、様々なことへの感謝や思いやりの心をこれからも育んでいってほしいと願っています。