Sちゃんの挑戦

Sちゃんが(年少組)園庭で泥水を茶碗ですくってペットボトルに入れていました。何回も何回も繰り返す姿に惹かれてしばらく見ていました。

 

泥水がいっぱいになると

 

竹の上に流しました。Sちゃんは流れる様子より、ペットボトルの泥水が気になっているようで、流した後、ペットボトルの底に残った土を眺めていました。

 

次に二つの竹の坂に泥水を交互に流し

 

ペットボトルが空になると、また泥水をペットボトルに入れ、流すを繰り返しました。

 

泥水は竹から二方向から流れました。

 

泥水が地面の水路を流れているのを見て

「こんなんに流れてる!」と

Sちゃんが水路をゆっくり歩き始めました。

 

「私のさっきの水!」

泥水が流れている道を歩きながら、Sちゃんが

つぶやきました。

歩いていたSちゃんの足がドンドンはやくなりました。

 

水のたまっところに来ると、思いっきりバシャンと泥水を跳ね上げ、満足そうな笑顔を見せてくれました。

 

やりたいことを見つけ、納得するまで遊び込んでいるSちゃんの今を大事にしたいと思います。