保育の中でたくさんの写真を撮り続けてきました。文章だけでなく写真があると保護者に子どもの姿や保育の様子が生き生きと伝わりやすくなると思います。保護者も園での子どもの姿を見て、ほっとしたり、成長を喜んだりできるのではないかと思うからです。
保護者から「自分の子どもを写してほしい」「子どもの顔を写してほしい」といった要望もありますが、私は「カメラマン」ではありませんから、特定の子どもを撮影したり、子どもの「良い顔」をねらって写真を撮ったりしていません。
子ども達には素晴らしい可能性があります。そんな子どもたちの無限の可能性を記録したいと思いシャッターをきっています。
保育の記録という視点から考えると、子どもたちの育ちや学びの姿、そのための環境を撮るということを考えられますが、私は真剣に取り組んでいる横顔や後ろ姿、手や足のアップが子どもたちの学びや成長を表している場面を撮ることがよくあります。
撮影するたびに、子どもたちの新しい可能性に驚かされます。優しくて豊かな感性。止まることのない好奇心や探求心。どこまでも広がっていく創造力や発想力。
そんな子どもたちの無限の可能性を追い求めたいと願っているからです。