行事の見直し

 夏季保育2日目、久しぶりの登園で、不安がっていた子どもたちにも笑顔が見られるようになりました。

コロナ対策と熱中症予防で、消毒・換気に忙しい日々の中で、二学期の保育を組み立てるための準備をしています。

コロナ禍で生活様式の見直しが叫ばれていますが、幼稚園でも保育を更に見直し、卯辰山運動場で行っていた運動会も、密を避けて25日・28日・30日に分散して行うことにしました。

子どもたちの練習成果を見るのではなく、子どもと共に作り上げる『スポーツフェステバル』を行いたいと考えています。違った年齢との活動や、大人と子どもと一緒にする活動など、子どもたちと考え、準備をしていきたいと思います。

 

敬老の日を覚えて、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに絵やメッセージを送ることにしました。

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おじいちゃん・おばあちゃんの顔(ゆり組)

 

お家で誰に描くのか話し合ってもらいましたが、なかなか決まらない子がいます。

子どもは身近におられるおじいちゃん・おばあちゃんを描こうと思うのですが、お母さんは遠方でなかなか会えないおじいちゃん・おばあちゃんに描いてほしいと願っていて、双方の思いにズレがあるようです。

 

クレパスをもって固まっている子に「○○のおじいちゃんかくの?」聞くと

「うん!でも○○じいちゃんのかおわからんもん!」

「それじゃ描けないよね。おうちに帰って、もう一回お話して決めてくる?」ということで、後日描くことにしました。

 親の気持ちと子どもの気持ちにズレがあり、調整に苦慮しています。

 

 

 

夏季保育が始まりました。

今日から夏季保育がはじまりました。

コロナ感染の不安がある中での、夏季保育開始で、先生たちは感染予防に必死です。

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マスクにフエイスガードをつけることにしました。

 

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お家で計った検温カードを見ながら、ひとりひとりの検温

 

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手はアルコード消毒をして

 

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プール遊び

 

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久しぶりにゆり組のみんなが集まってパラバルーン 大きく風船が膨らみました。

 

コロナ、熱中症の心配をしながら2学期の保育を考えています。

猛暑の中で

暑い日が続いています。

仮園舎では、保育部門の子どもたちや、預かり保育の子どもたちが、暑さを吹っ飛ばすパワーて遊んでいます。

 

いよいよ明日から夏季保育が始まります。久しぶりに登園する子たちはどんな表情をしているかと、ワクワクしながら迎える準備をしています。

夏休みに先生たちの研修で、新園舎の設計図で模型を作りました。

なかなか図面を見ていてもイメージがわかなかったのが、立体になると、間取りがよくわかりました。

 

仮園舎ではクレーン車が入って園舎の鉄骨が組み立てられています。

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1階は厨房と未満児の部屋

 

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2階は3歳児保育室

 

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1階ランチルーム 2階はホール

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ホールの模型

どの部屋からも入ることができます。

 

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1階玄関 スタッフルーム 2階4才 5才保育室

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4才・5才保育室には二階があり、両方とも行き来ができます。

 

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スタッフルーム

ドアの奥は先生たちの更衣室、病気の子どもが休むコーナーもできます。

 

コロナでなかなか体を動かすことができない園長、運動不足解消で浅野川の近くを歩いていましたが、この暑さで、距離を短くして園舎の工事現場まで歩くことにしました。

 

今は歩く事より、工事の進み具合を見るのが楽しみです。

見ていると、近所の人や卒業生や保護者に出会いますが、どの方も新園舎を心待ちしておられることを感じ嬉しくなりました。

 

暑い中で工事に携わっておられる方々に感謝です。

定礎版

連日の猛暑の中で、新園舎の工事が進んでいます。

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前の園舎の玄関につけてあった定礎版を仮園舎に持ってきましたが。新園舎の工事の時埋めようと思っていました。

 

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馬場幼稚園の110の歴史を支えて下さった先達達の祈りと、これから幼児教育に情熱を捧げる若い後輩達の働きが祝福されるように、新しい園舎のスタッフルームの下に定礎版を埋めることにしました。

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しっかり土がかけられました。いつの日か、この定礎版を見つけて、今の時代に思いを馳せてくれるといいなぁと思います。

 

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いよいよお盆明けから柱を立てる工事が始まるので、今足場が作られています。

 

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桜の木も枝をさらに大きく伸ばしているので少し枝を切るようです。

 

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園舎が1メートル下がったので、園庭が前より広くなり、思いっきり子ども達が走り回れそうです。

模型作り

この夏休みの先生たちの研修の一つは、新園舎の模型を作って、棚の配置やコンセントの位置を考えることです。

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各クラスの設計図をコピーして、現在担当している学年の模型を作るので、みんな真剣そのものでした。

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模型はスチレンペーパーを使って作りました。

随分昔のことですが、クリスマスに子どもたちはイエス様の生誕の物語の中から、の5場面を描いて、スチレン版画にしました。赤い小さな本に、5場面の版画を貼って、それぞれオリジナルなクリスマス物語の本を作っていました。

今回の引越しで、その時使ったスチレンペーパーが沢山出てきたので、模型作りに使うことにしました。

 

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プロが使うとものと比べて厚地ですから、腕の未熟さもあり、切り口がギザギザになったのが難点です。

 

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3歳の部屋

先生たちはシルバニアみたいと、黙々と作業をしていました。

 

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新園舎には、保育室の中に、二階部分にロットがあり、子ども達の格好の遊び場となること間違いなしと、模型で再現されてくると、子ども達の歓声が聞こえるようで、園長ワクワクしていました。

 

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4歳、5歳の部屋

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スタッフルーム

 

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0〜2歳の部屋

 

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外見から内部をイメージするのが、中々できていませんでしたが、模型を作ったことで、先生たちは保育室のイメージができてきたようです。

これからピアノや、棚、机を作って、イメージを更に具体化できるようにしたいとおもいます。

 

設計図ではよくわからなかった、窓やドアの位置や動線が見えてきたので、仮園舎に引越ししたときのように、家具や荷物に番地をつけて入れる場所を決めたり、いらない荷物を処分したり、新園舎で購入するものなどリストアップがこれからの大仕事です。

 

仕事は山積みですが、新園舎への引越しは、嬉しい、楽しい仕事になりそうです。










 

のあ文庫

馬場幼稚園には『のあ文庫』があり、子どもたちは文庫で好きな本を読んだり、毎週本を借りたりしています。

 

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新園舎にも子どもたちの大好きな文庫を作りたいと、絵本のアドバイザーの指導を受けながら、中二階に3歳から大人までの本が入る『のあ文庫』をつくるために、1500冊収納できる本棚を設計しました。

 

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4月からお勤めいただいた美苗先生が、ご自分の絵本を子どもたちのために、文庫に贈呈くださいました。美苗先生は公立保育園に44年お勤めでしたから、たくさんの絵本をお持ちでした。

 

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美苗先生に頂いた絵本を見ながら、先生たちは大喜びで、「この本楽しいのよね」「これ子どもたちに大人気!」と絵本談議が始まりました。

私は若いころ読んだ本がたくさんあり、古いお友だちに出会ったような懐かしい気持ちになりました。

 

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先生たちの様子に子どもたちも集まり、絵本選びが始まりました。

新しい園舎には、1階の玄関フロアに0~2歳児用の『のあ文庫』を計画し、2か所で楽しめるようになります。

毎年、『のあ文庫』充実のために、保護者会主催の夏祭りの収益を、絵本購入のためにご寄付くださり、絵本実行委員のおかあさんたちが絵本の修理や、管理を手伝ってくれ、文庫が充実してきました。

 

新しい園舎でも絵本大好きな子どもたちが、集まることを夢見ている園長です。